【ミレニアル層を対象とする花粉症に関する調査】についてプレスリリースを配信しました
小売業界に特化した商品・顧客分析ソリューションを始めとする、パッケージシステムを開発・提供しているデータコム株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役:小野寺修一)は、花粉症の悩みについて30代までのミレニアル層を対象にアンケート調査を実施しました。
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000126910.html
調査背景
環境省の「花粉症環境保健マニュアル2022」によると、花粉症の有病率は42.5%(2019年時点)となっており、国民病と言われることもあるほどです。今回の調査では、花粉症患者の現状を明らかにし、対応策検討の一助となる事を目的に、花粉症による悩みと諸症状への対処法、効果があると思われている食品のアンケートを実施いたしました。
調査結果概要
①花粉症の症状に悩みを抱える人は69.1%
②花粉症による困りごとで最も多いのは「諸症状による倦怠感」
③「ヨーグルト」が花粉症に効果があると思う人は約50%
④花粉症対策の立ち上がりは「2月上旬」
⑤花粉症の症状で風邪を疑わないで欲しいという声が多数
花粉症の症状に悩みを抱える人は69.1%
花粉症の症状に悩んだことがあるか尋ねたところ、69.1%の人が何らかの症状に悩まされているということが分かりました。花粉症を抱える人が悩む症状としては「鼻水」30.5%が最多となり、「目のかゆみ」19.5%、「くしゃみ」10.0%と続きました。
花粉症による困りごとで最も多いのは「諸症状による倦怠感」
花粉症によるそれぞれの困りごとがあるかという質問に対して、「諸症状による倦怠感」があると回答した人が69.1%で1位に。次いで2位「外出が億劫になる」64.8%、3位「薬や治療にお金がかかる」53.7%、4位「薬を飲むと眠くなる」が47.7%となりました。
「諸症状による倦怠感」や「外出が億劫になる」等が上位にあがっており、春は花見などのイベントがある一方で、屋外での用事や外出自体を避ける人が多数いることが考えられます。
「ヨーグルト」が花粉症に効果があると思う人は約50%
花粉症に効果があると思う食材について、他を圧倒して1位となったのが「ヨーグルト」49.1%。2位が「甜茶」13.6%と、様々な媒体で取り上げられている乳酸菌やポリフェノールを含む食品が上位に挙がっていました。
花粉症対策の立ち上がりは「2月上旬」
対策を始める時期について尋ねたところ、「対策はしていない」という人が30.3%。対策をする人の回答としては、「2月上旬」29.6%で最多となり、「2月下旬」19.1%、「3月上旬」13.8%と続きました。対策をしない人も一定数いる一方で、対策をする人はスギ花粉の飛散が始まると言われる「2月上旬」から始める傾向があり、花粉の飛散量が最も多くなる5月よりも早く立ち上がりの時期から対策をするという結果になりました。
花粉症の症状で風邪を疑わないで欲しいという声が多数
花粉症じゃない人に理解してほしいことという質問に対する回答を集計したところ、以下のようなものがありました。
くしゃみや鼻水が風邪やコロナを疑われること
薬を飲んでいるので眠くなりやすい
「自分も花粉症かも」と簡単に言わないで欲しい
外で着た服を家に入るときははらって欲しい
くしゃみや鼻水によって風邪と疑われることへの辛さについて回答する人が多い傾向がありました。また、服薬による眠気や症状による倦怠感など体の不調も理解されにくいようで、多くの人が体調への理解を求めていました。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
地域:全国
調査方法:mitorizが提供するPOBレシート会員へのインターネット調査https://www.mitoriz.co.jp/
調査人数:220人
調査時期:2024年2月
※本リリースの調査結果や分析をご掲載いただく際には「データコム株式会社 調べ」とご記載ください。