【2023年 ミレニアル層を対象とする代替食品に関する調査】についてプレスリリースを配信しました
調査リリースURL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000126910.html
調査背景
代替食品の市場規模は右肩上がりで伸びており、代替肉を例に挙げると2020年時点ではおよそ346億円でしたが、2030年には780億円まで伸長するという予測がされています。今後、更なる成長が期待される代替食品について、次の消費を担う若い世代を対象に調査を実施いたしました。
調査結果概要
- ①20、30代の若い世代でも半数以上が食生活に気を配っている
- ②食生活で最も気を配っているのは「野菜の摂取量」
- ③約7割の人が植物由来のプラントベース食品を認知している
- ④過半数の人が「植物性ミルク」か「大豆ミート」を飲食したことがある
- ⑤プラントベース食品を最も認知する場所は「店頭の棚」
7割以上の人が食生活に気を配っていると回答
「日頃、食生活を気にしていますか?」という質問に対して、「はい」が23.6%、「少し気にしている」が48.6%となりました。20、30代の若い世代でも、7割以上の人が日頃から食生活に気を配っているという結果が出ました。
食生活を気にする人の約8割は意識的に野菜を食べる
食生活を気にしている、または少し気にしていると回答した人に「どんなところに気を遣っていますか?(複数回答可)」と聞いた所、「意識して野菜を食べる」という回答が79.2%と他に大差をつけて1位となりました。まずは、気軽に始められるところから食生活に気を配る人が多いようです。
植物由来のプラントベース食品を認知している人が約7割
「植物由来のプラントベース食品を知っていますか?」という質問に対して、1位「はい」が37.3%、2位「聞いたことはある」が32.3%、3位「いいえ」が30.5%という結果になりました。
聞いたことはあるという人も含め、認知している人が約7割と代替食品の認知度が高まっていることが伺えます。
さらに男女で比較すると、女性は43.7%が「はい」と回答したのに対し、男性は21.0%に留まり、男女間で2倍以上認知の差があることが分かりました。
プラントベース食品の中でよく飲食されているのは「植物性ミルク」と「大豆ミート」
植物由来のプラントベース食品を知っていると回答した人に、「食べたことがあるものはありますか?(複数回答可)」と聞いた所、「植物性ミルク」が76.8%で1位、2位の「大豆ミート」が70.7%と続きました。3位が「野菜だし」で25.6%と差が開きました。
カフェで目にする機会が増えてきた「植物性ミルク」が買われやすいようです。
一例として、スターバックスでは2001年からソイラテを展開し、現在はソイミルク、アーモンドミルク、オーツミルクの3種類、植物性ミルクを提供しています。
このように大手コーヒーチェーンでの取り扱いが増加したことも植物性ミルクが普及している一因と考えられます。
店頭の棚を見てプラントベース食品を知った人が半数
植物由来のプラントベース食品を知っていると回答した人に「どこでプラントベース食品を知りましたか?(複数回答可)」と質問した所、1位が「店頭で商品を見て」で69.5%、2位の「ダイエット目的」が25.6%、3位が「インターネット広告」で24.4%となりました。テレビCMやインターネット広告への露出が少ない中で、店頭に並んでいる商品を見て初めて知るという人が多いようです。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
地域:全国
調査方法:mitorizが提供するPOBレシート会員へのインターネット調査
調査人数:220人
調査時期:2023年10月
※本リリースの調査結果や分析をご掲載いただく際には「データコム株式会社 調べ」とご記載ください。