【20代~60代の飲酒習慣に関する調査】についてプレスリリースを配信しました

20代~60代の男女の飲酒習慣に関するアンケート調査を実施しました。
調査リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000126910.html

調査背景

2024年11月21日(木)のボジョレーヌーボー解禁にちなみ、生活者の日頃の飲酒頻度やよく口にする酒類を明らかにすることを目的として、アンケート調査を実施しました。

調査結果概要

①お酒を飲む目的は「リラックスしたいから」、「食事を楽しみたいから」

②家飲みは週1日以上が56.5%、外飲みは年に数回が37.1%

③ビール、チューハイは家、外問わず圧倒的な人気

④51.1%が「味」でお酒を選んでいる

⑤今年のボジョレーの購入予定がある人は12.6%

お酒を飲む目的は「リラックスしたいから」、「食事を楽しみたいから」

お酒を飲む目的について最も多かったのが「リラックスしたい」28.2%、続いて「食事と楽しみたい」23.3%、「ストレスを解消する」21.8%となりました。回答の傾向を見ると、お酒を飲む目的としてはリラックスやストレス解消といったリフレッシュとしての役割を期待する層と、食事と合わせたり、お酒自体の美味しさを楽しむ食を豊かにしたいという層がいることが分かります。

各選択肢の年代別の構成比を見ると、20代が「食事と楽しみたい」、「美味しい」といった飲食を楽しむ目的での飲酒が多いようです。また、「リラックスしたい」、「ストレスを解消する」といったリフレッシュを目的とした飲酒は50代~60代に多く見られ、年代によっても飲酒の目的が違っています。

家飲みは週1日以上が56.5%、外飲みは年に数回が37.1%

家と外で飲む頻度をそれぞれ聞いたところ、家で飲む頻度は「週に数回」が31.3%、「ほぼ毎日」が25.2%と半数を超える人が週1日以上、家でお酒を楽しんでいるという結果に。一方、外での飲酒については「年に数回」の37.1%が最多となっており、「ほとんど飲まない」28.4%や「月に数回」24.8%と家飲みとは対照的な結果になりました。

ビール、チューハイは家、外問わず圧倒的な人気

家飲みと外飲みでよく飲むお酒については、場所を問わずビール、チューハイは圧倒的な人気がありました。3位以降を見てみると、家ではワイン、外飲みではハイボールが次点に来ていました。家飲みの需要が大きかったチューハイについては、近年RTD(Ready To Drink)市場が急速に成長していることが表しているように、バラエティの豊富さや手軽さによって家で消費するものとして定着していることが要因として考えられます。

一方、外飲みが大きく上回ったハイボールや果実酒については、自分で作る際に氷・ウイスキー・炭酸水など用意する物が多いことや、作る手間などから、お店で提供されるものを好む人が多いということが予想されます。

51.1%が「味」でお酒を選んでいる

お酒を選択する基準については51.1%と半数以上の人が「味」で選ぶという回答になりました。2番目以降は「その時の気分に合わせて」40.6%、「価格」36.3%と続きました。お酒を飲む目的として、食事と楽しみたい、リラックスしたいという声が上がっていたことからも、食事に合う味であったり、自分の気分に合うお酒という選択基準になるようです。

年代別に選択基準を見てみると、60代は「味」や「その時の気分に合わせて」といった嗜好を元に選択する傾向が強いようです。一方で、20~30代では「価格」や「アルコール度数」といった味や気分以外の要素の割合が高くなっていました。
近年、「スマ-トドリンキング」というワードを耳にする機会も増えているように、若い世代ではアルコール度数を気にして購入する傾向があるようです。

今年のボジョレーの購入予定がある人は12.6%

今年のボジョレーを購入する予定について、購入予定がある人は12.6%に留まりました。年代別の内訳を見てみると、20代が34.3%で最も多いという結果に。

また、購入予定がある人に絞って良く飲んでいるお酒を集計すると、全体の傾向と同様にビールやチューハイが上位に来ており、普段からワインを飲むユーザーがボジョレーを買っているとは限らないということが分かります。ボジョレー解禁に関しては、20代かつ、ワインユーザーではない顧客の購入予定が多いということもあり、ワインの質や味といった品質よりも定番のイベントとして楽しんでいる層がいるということも考えられます。したがって、このような顧客に向けた一つのイベントとしての宣伝を行うことで、ボジョレーひいてはワインを楽しむ顧客を増やすことができるのではないでしょうか。

【調査概要】

調査方法:インターネット調査
地域:全国
調査方法:QIQUMOによるアンケート調査
調査人数:450人(男性225人、女性225人)
調査時期:2024年10月

※本リリースの調査結果や分析をご掲載いただく際には「データコム株式会社 調べ」とご記載ください。