【2024年 ミレニアル層の男性を対象とするホワイトデーに関する調査】についてプレスリリースを配信しました
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000126910.html
調査背景
20~30代の女性を対象にしたホワイトデーに関する調査では、約90%の女性がお返しが欲しいと回答し、特にお返しの「味」や「好み」を重視する結果となりました。
そこで今回は、お返しを渡す男性の意識や購買行動を調査し、男女の差を明らかにすることで、
売り手と買い手、そして貰い手が幸せなホワイトデーを迎えられるようなヒントを探っていきたいと思います。
調査結果概要
- 約30%の人はホワイトデーのお返しを渡したくない
- 貰ったものにいくらか上乗せしてお返しをする人が60%
- ホワイトデーのお返しは「チョコ」や「クッキー」が不動の人気に
- 半数以上の人が自分の都合でお返しを選んでいる
- ブランドのお菓子や見栄えの良いお菓子が喜ばれたという声が多数
約30%の人はホワイトデーのお返しを渡したくない
ホワイトデーにお返しを渡すか聞いたところ、29.5%の人が「渡したくない」と回答。
渡すと回答した人でも「貰ったので仕方なく渡す」という人が37 .3%となり、お返しに消極的な人が多い傾向がありました。
女性を対象としたアンケートでは、90%の人が「欲しい」もしくは「くれるなら欲しい」と回答しており、男女間でホワイトデーのプレゼントへの思いの違いが現れる結果となりました。
貰ったものにいくらか上乗せしてお返しをする人が60%
貰ったものとお返しの差額については、「+ 1,000円」が45.2%で1位に。
「+2,000円」と「+5,000円」と回答した人を合わせると全体の半数以上。
貰ったものにいくらか金額を上乗せしてお返しする男性が多いようです。
女性の約3割は理想とするお返しの差額で+1,000円以上の金額を回答しており、男性の見立てはあながち間違っていないと言えそうです。
ホワイトデーのお返しは「チョコ」や「クッキー」が不動の人気に
ホワイトデーのお返しに渡したもので最も多かったのが「チョコ」で39.5%、次点のクッキーが37.2%となり、定番のお菓子類をお返しに選ぶ人が多いという結果になりました。
また、渡す相手とお返しの詳細を見てみました。
「チョコ」や「クッキー」などは誰にでも渡せる定番品ですが、「生活雑貨」や「美容用品」になると家族やパートナーなどに渡す人の比率が高くなっています。
ある程度長く使われるものは関係の深い相手に渡す傾向があるようです。
半数以上の人が自分の都合でお返しを選んでいる
お返しを選んだ理由を聞いたところ、「相手の好みに合わせて」と回答した人が44.1%と最多になりました。
一方で、相手の好みをおろそかにして、外的要因やコストパフォーマンスによる選択を行う人も多数。
「お店で売り出していた」が35.5%、「値段の割に高見えする」が25.0%という結果になりました。
お店の売り出し方や商品の見せ方などに影響を受ける男性が多いことから、売場づくりへの注力がホワイトデー商戦の成功には有用と言えそうです。
ブランドのお菓子や見栄えの良いお菓子が喜ばれたという声が多数
お返しに渡してよ転ばれたものの回答を集計したところ、以下のようなものがありました。
- クラブハリエのバームクーヘン
- ゴディバ、モロゾフ
- ヨックモックのシガール
- 缶や箱がおしゃれなお菓子
- 高級ブランドのチョコ
女性と比較すると、男性は回答にブランド名を入れる人が多い傾向がありました。
広く知られており、見栄えのいいチョコレートなどのお菓子を渡したことで喜ばれた経験があるようです。
以前の調査では、女性がホワイトデーに貰ったお返しで嬉しかった理由として、「味」が最多となっていました。
これらの結果から、確かな味が担保されており、シーズンに応じた華やかな見栄えと演出が施されるような馴染み深いブランドが無難な選択であると言えそうです。
店頭などでお返し商品との偶発的な出会いを探求するのも素敵ですが、
決めきれず頭を抱えている男性は、相手のことを思いやり、「鉄板」ブランドに頼ることを検討してみても良いでしょう。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
地域:全国
調査方法:mitorizが提供するPOBレシート会員へのインターネット調査
調査人数:301人
調査時期:2023年12月