【2023年 ミレニアル層を対象とするボジョレーヌーボーに関する調査】についてプレスリリースを配信しました

調査背景

昨年11月の消費者購買データ(提供:株式会社mitoriz社Point of Buy®)によると、酒類のうち果実酒の占める割合が20代から50代まで右肩上がりで伸びていくことが分かりました。そこで、伸びしろのある20代から30代を対象にボジョレーヌーボーの購買動向や嗜好を調査しました。

 

調査結果概要

①ミレニアル層でボジョレーヌーボーの購入意向がある人は少数派

②ボジョレーヌーボーは「11月のイベント」という印象のみの人が8割以上

③約7割の人が購入場所として「スーパーマーケット」を選ぶ

④通常のワインボトルサイズよりも「小容量の商品」だとより購入したくなる傾向

 

85%以上がボジョレーヌーボーの購入予定はないと回答

「今年、ボジョレーヌーボーの購入予定はありますか?」という質問に対して、最も多かった回答は「ない」で85.5%となりました。ミレニアル層では、ボジョレーヌーボーを家庭で消費する文化が根付いていないという結果になりました。

 

ボジョレーヌーボーに関する情報を詳しく知っている人は少ない

 「ボジョレーヌーボーについてどんな印象がありますか?(複数回答可)」と聞いた所、1位が「11月のイベント」62.3%、2位「新酒のワイン」40.0%、3位「独自の発酵方法で醸造される」11.4%となりました。ミレニアル層は、ボジョレーヌーボーそのものについては、あまり詳しくないようです。

 

ボジョレーヌーボーを買うなら「スーパーマーケット」を選択する人が過半数

 「ボジョレーヌーボーを購入するとしたらどこで買いますか?(複数回答可)」という質問に対して、1位「スーパーマーケット」が69.5%、2位「酒屋」18.2%、3位「ワイナリー」15.9%という結果になりました。

手軽に購入できるスーパーマーケットを選ぶ人が圧倒的ではあるものの、30代女性は31%がワイナリーや酒屋を選択することも分かりました。

 

手軽に飲み切れる「小容量の商品」なら購入したい人が42%

 「どんな商品だとより購入したいと思いますか?(複数回答可)」と聞いた所、「小容量の商品」の回答が42.3%で1位になりました。理由として「一人暮らしだから」、「少人数で飲み切れるから」という回答が多く見られました。

 

さらに、購入予定がない人に限定すると、女性は「小容量の商品」が最も多く34%で1位になりました。一方の男性は「パッケージに味についての表記がある商品」が33%で1位となりました。この結果から、ミレニアル層を取り込んでいくためには、男女別に訴求方法を工夫する必要があると言えそうです。女性向けには缶やグラスなどの小容量タイプを品揃え、気軽に試せることを訴えていくと良いのではないでしょうか。一方で男性向けには、味などに関して他のワインとの差異を説明するようなPOPなどを準備しておくと関心を引くことが出来そうです。

 

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
地域:全国
調査方法:mitorizが提供するPOBレシート会員へのインターネット調査
https://www.mitoriz.co.jp/
調査人数:220人
調査時期:2023年10月
※本リリースの調査結果や分析をご掲載いただく際には「データコム株式会社 調べ」とご記載ください。

 

リリース詳細ページはこちら

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000126910.html